天橋立にゆかりのある『岩見重太郎』の歌舞伎が5/2からスタート

岩見重太郎

岩見重太郎は講談などで有名な伝説上の剣豪で江戸時代の初めごろに活躍したと伝えられています。
重太郎は父の仇の広瀬軍蔵・鳴尾権蔵・大川八左衛門を追って宮津にやってきたが、仇の三人は藩主京極家にかくまわれていた。やがて藩主の許可を得て天橋立の濃松の地で三人を討ち取り本懐を遂げたという伝説が残っています。


↑仇討ちをする際に刀の切れ味を試したとされる石(天橋立公園内にあり)

そんな『岩見重太郎』にまつわる公演が5/2から東京の歌舞伎座で行われます。

岩見重太郎を演じるのは、歌舞伎俳優で人間国宝の尾上菊五郎さんの孫で女優、寺島しのぶさんの長男、寺嶋眞秀(まほろ)さんで、「團菊祭五月大歌舞伎」公演で初代尾上眞秀を名乗り、初舞台となります。