コロナ前までは訪日インバウンド客で毎日満員になっていた<伊根の舟屋>行きの路線バス。
やっと天橋立駅前にも列ができるようになってきました。
路線バスでは約1時間かかり、早めに並ばないと座席が無くなり、バスの中で立ったまま行くことになりますので、お気を付けください。
伊根の舟屋
写真のように伊根湾の沿岸には「舟屋」と呼ばれる建屋が約230軒、軒を連ねています。
伊根湾の集落は重要伝統的建造物群保存地区として選定されており、「舟屋」を海側から見るため遊覧船が運航しております。
<以下、伊根町観光協会様の説明文章>
舟屋とは、もともと船を海から引き上げて、風雨や虫から守るために建てられた施設。昔は漁で木造船を使用していたため、それを乾かす必要があったのです。船を収納する一階に対して、二階はかつて網の干し場や漁具置き場として使われていました。二階のつくりも今のようなしっかりとしたものではなく、板を渡しただけの簡単な構造のものだったようです。
今では船もFRP(繊維強化プラスチック)製となり、また大型化したため、船を引き上げずに舟屋の前に係留している家がよく見られます。ただ作業用の小船を持っている家も多いため、そういった船は今でも舟屋の中に収納されています。また船を収納することがなくなった舟屋は、空いた一階を魚を料理する際に使ったり、洗濯物を干したりと海の暮らしの場として活用されています。